VRoid Studioを初めてお使いいただくみなさま、はじめまして!
ご利用いただきありがとうございます。
VRoid Studioは、人型アバター(キャラクター)の3Dモデルが作成できるWindows・macOS・iPad用アプリケーションです。
3Dモデリング特有の知識や、一般的な3Dモデリングツールのように複雑な手順を覚えなくても、短時間で・簡単な操作で理想のキャラクターをモデリングすることができます。
また、作成したキャラクターモデルは商用・非商用を問わず、さまざまな用途に活用できます。
「VR/AR空間上で他者とコミュニケーションしたい」「バーチャルYouTuberとして活動したい」など、キャラクターをVR/AR空間で自分の分身として利用したり、映像などの作品制作にも是非使ってみてください!
このページでは、VRoid Studioの簡単な使い方と、作ったモデルで遊ぶ方法を紹介します。
詳しい使い方が知りたくなったときは、ヘルプページもご活用ください。
それではさっそく、VRoid Studioで様々なプリセットデータを使ってキャラクターを作るステップを解説します。
VRoid Studioでのキャラクター作り
VRoid Studioは、使いたい髪型や顔のパーツを選んで組み合わせたり、形状をパラメーターで変形したり、色や模様を描き込むなど、「ベースとなる3Dモデルを自分好みに調整していく」感覚で、キャラクターをモデリングするソフトです。
モデル作成機能は、大きく「顔編集」「髪型編集」「体型編集」「衣装編集」「アクセサリー編集」に分かれています。
「顔」編集のタブを開き、画面の左端に縦に並んでいるアイコン群を見てみましょう。
一番上のアイコンをクリック(iPadの場合はタップ)すると、顔全体のプリセット一覧が表示されます。
自分好みの顔立ちを見つけて、ひとつ選択してみてください。
中央のキャラクターの顔が、選択したプリセットの顔に変更されたでしょうか?
ここから、瞳や瞳のハイライト、まつげなど、さらに細かく顔のパーツを変えていくことが出来ます。
アイコン群を順に選択して、より好みのものを探してみましょう。
選んだパーツは、画面右側にあるパネルに並んだスライダーを使って、変形させたり、位置を調整することも出来ますよ。
次に髪型です。
「髪型」編集のタブを見てみましょう。左端のアイコンの一番上をクリック(iPadの場合はタップ)すると、顔と同じく髪全体のプリセットが並びます。
前髪・後髪やアホ毛などが組み合わされたいろいろな髪型から、あなたのキャラクターの雰囲気に合う髪型を選んでみましょう。
髪型がセットされたら、次に体型を編集しましょう。
「体型」編集タブでは、首から下の全身の変形を行います。
右パネルにたくさんのスライダーが並んでいますね。身長や頭の大きさ、肩幅や腰幅、その他いろいろな部位のパラメータを変更出来るようになっているので、キャラクターのイメージに合うバランスを探ってみてください。
次は、衣装を着替えてみましょう。
「衣装」編集タブには、トップス・ボトムスのほか、ワンピース、靴下、靴など、さまざまな衣装アイテムが用意されています。
これも、まずは画面左アイコンの一番上、全身セットから着替えてみるのがお手軽です。
全身を着替えたあとで、トップスだけ変えたり、靴や靴下だけ変えたり、コーディネートの仕方は自由です。あなたのキャラクターらしい衣装を選んでみてください。
最後に、アクセサリーを紹介します。
「アクセサリー」タブでは、キャラクターにメガネやネコミミ・ウサミミなど、個性を与えるアイテムを装着させることが出来ます。
ここまでのステップで、あなたのキャラクターは既に魅力的に仕上がっていると思いますが、ちょっとしたアクセントを加えてみるのもいいかもしれません。
以上が、基本的なキャラクターモデルの作り方です。VRoid Studioに慣れてきたら、各パーツの見た目(テクスチャ)の編集にも、ぜひチャレンジしてみてください。
キャラクターをVRoid Hubに登録しよう
さて、あなたのオリジナルキャラクターが完成しました!
作ったキャラクターは、VR・AR・その他いろいろな3Dキャラクターコンテンツに使うことができます。
まずは、キャラクターを色々なサービスで使ったり、Web上で他の人に見てもらえるように「VRoid Hub」へ登録してみましょう。
VRoid Hubは、3Dキャラクターモデルを管理・共有・配布できるサービスです。
VRoid Hubでは、登録されたキャラクターモデルを他の人が見てハートを送ったり、コメントしたり、キャラクターを中心にしたコミュニケーションが日々行われています。
VRoid Hubに登録したモデルは、VRoidが提供するSDKに対応したゲームなどに読み込み、すぐ利用することができます。
VRoid Hubへのアップロードは、VRoid Studio内の「VRoid Hubへアップロード」または、VRMエクスポートしたモデルデータを作り、直接キャラクター登録すればOKです。
VRoidモバイルでAR撮影や複数人での撮影を楽しもう
VRoid Hubにキャラクターモデル登録できたら、キャラクターを使って遊んでみましょう!
「VRoidモバイル」は、3Dキャラをつくって・着せ替えて・写真が撮れる、スマートフォンアプリです。
このアプリだけでキャラクターを作ることもできますが、VRoid Hubに登録したモデルを読み込んで、3D空間でキャラクターを撮影したり、友達と同じ3D空間に集まって交流することも出来ます。
また、AR機能に対応しているスマートフォンでは、カメラを通して見える場所にキャラクターを配置して写真が撮れる、AR撮影も可能です!
あなたのキャラクターをリアルな世界に呼び出して、キャラクター完成の記念撮影をしましょう!
いかがでしたか?
作ったキャラクターは、ここで紹介したVRoidのプロダクト以外でも、もちろん活用が可能です。
VRoid Studioから始まる、3D創作の世界を満喫してください!