XAvatar/XWearデータは、VRChat向けのキャラクターや衣装データのprefabから簡単に変換できます。
変換には「XWear Packager」が必要となります。
XWear Packagerは下記のリンクからインストールできます。
詳細は、XWear Packagerのページをご参照ください。
ダウンロード:https://vroid.notion.site/XWear-Packager-8284c73c208e440ba8dd8033349d5978
XAvatarデータの変換方法
XWear Packagerをインストールしたプロジェクトでこれからの作業を行ってください。
まずはXWearに変換したいデータをUnityにインポートします。
- Assets > Import Package > Custom Packageをクリックし、インポートしたいファイルを選択する。
もしくは、インポートしたいファイルをそのままProjectビューにドラッグ&ドロップしてください。
- 以下のようなウィンドウが開くので、「Import」をクリックする。
これでProjectビューにファイルが追加されます。
インポートしたファイルはあとから削除できるので、全てチェックした状態でImportして問題ありません。
ここからインポートしたデータをXWearに変換していきます。
- 変換したいデータのPrefabをProjectビューからHierarchyにドラッグアンドドロップする。
- ツールバーから「VRoid」をクリックし、XWear Packagerを起動する。
- 「エクスポート対象」に変換したい衣装のGameObjectを入れる。
Hierarchyから「エクスポート対象」にドラッグアンドドロップしてください。
もしくは、「エクスポート対象」の右端にある「●」をクリックし、対象の項目を開いて変換したいアバターを選択してください。
- エクスポート形式を「.xavatar (素体)」にする。
- ライセンス情報を入力する。
XAvatarにはライセンス情報を任意で入力できます。
この情報は、VRoid Studioの着せ替え機能上やXWear Packagerでインポートした際に表示されます。
アイテム名:
アイテム名を入力できます。
エクスポート対象に入れたGameObject名が自動入力されますが、必要に応じて変更してください。
作者:
アイテムの作者名を入力できます。
ライセンスURL:
アイテムの利用規約がある場合、そのURLを記載できます。
BOOTHの商品URLや利用規約のURLなどを入力することを想定しています。 - エラーを修正する。
エラーと警告が表示された場合は、「自動で修正」をクリックしてください。
クリックすると修正処理が始まります。
処理が完了すると、エラーの表示が消えます。
- 「エクスポートを実行」をクリックし、保存先を選択する。
保存先はどこでも構いません。
完了のダイアログが表示されると、保存先に.xavatarファイルが保存されています。
高度な設定
高度な設定では以下の設定を行えます。
- 出力しないGameObjectの設定
- 衣装の同梱
出力しないGameObjectの設定
出力時に不要なGameObjectが含まれている場合に設定してください。
以下の3種類の設定を行うことができます
すべて出力する:
エクスポート対象のオブジェクトの中をすべて出力します。
非アクティブなGameObjectを除外:
非アクティブなオブジェクトは出力しません。
非アクティブ、または影響を受けないボーンを除外:
非アクティブなオブジェクトと影響を受けないボーンは出力しません。
衣装の同梱
この機能は、素体に衣装を複数まとめて1つのXAvatarデータとして保存することができる機能です。
配布時にファイルをまとめたい場合などに利用できます。
- +をクリックする。
- 同梱される対象にGameObjectをドラッグ&ドロップする。
-
必要に応じてライセンスを入力したりエラーの修正を行い、エクスポートを実行。
これで衣装が同梱されたXAvatarファイルを作成できます。